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ダイワの科学工作キットの発電機を流用して交流発電機を作った。

さて、またもや天文関連の記事ばかりになって天文ブログみたいになっていました^^;
まあ当ブログのメインコンテンツが生涯学習としての理科実験・科学ネタなので、別にそれはそれで構わないっちゃあ構わないのですが、そろそろ他のネタもたまってきたので、ここいらへんで少し話題を変えたいと思います。

ダイワの科学工作シリーズは有名だと思うのですが、そのシリーズの中で発電機キットがあります。
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-05X6[外部リンク]
このキットは発電機を実際に作ることで発電機の内部について理解することができるスグレモノなのですが、一つだけ難点があります。それは部品を壊してしまうと部品を単品買いする手段がないので、もう一度キットを買うしかないのです。私は実際に過去に作ってハンドルを壊したことがあり、かなりへこんでいました。
凡そ発電機は、手回しのものももちろんですが、磁場の中でコイルをまわしたときに感じる手ごたえ、これこそが発電をしている瞬間なので、ハンドルや歯車には相当な力学的な負荷が掛かることは間違いありません。したがって手ごたえのない発電機を作ることは原理的に不可能なわけですが、それをそれとしてももう少しなんとかなんらないものでしょうか。
そう思ったかどう思ったか、簡単交流発電機を利用して整流回路と平滑回路を併用すれば、回転子で部品を磨耗させることなく多少なりともハンドルのスムーズな回転を実現できるのではないでしょうか。そう思って、このダイワのキットの筐体を利用して交流発電機を作ってみました。
簡単交流発電機に関しての解説は月僧秀弥氏による解説が下記にありますのでそちらへ譲りますが、当方ではダイワのキットでハンドルをぶっ壊すという人類史上まれに見る悲劇(w)を防ぎたいという目的から、この発電機を改造して交流化、もしくは整流回路を使っての直流発電機としての実用化を考えました。
月僧『簡単にできる「手回し交流発電機」の開発と交流電流の学習』
http://www.toray.co.jp/tsf/rika/pdf/h22_01.pdf[外部リンク](pdfファイル)
https://edupedia.jp/article/53233f8a059b682d585b5e32[外部リンク]
動画による解説
https://www.youtube.com/watch?v=hTQ5R3Ja2oM[外部リンク]

なお、文献では川村ほか『理論がわかる電気の手づくり実験』(p124- オーム社 2012年 東京)辺りに記述があるので、参考にしてください。

というわけで、発電機の改造に着手しますが、ここで一つお願いがあります。
ここではただの頭のおかしいおっさんがキットの仕様を無視して勝手に改造に着手している記事です。マネなさるのはご自由ですがあくまで自己責任においてお願いします。ここでの改造はあくまで自己責任において行ってください。

まずそれでは手元にある簡単交流発電機(月僧モデル)がこちらになります。
IMG_3326.jpg
割と簡単に発電機キットの中に組み込むことができそうです。
それでは、ダイワのキットの中身を開けてみましょう。
IMG_3325.jpg
このうち、必要になる部品は筐体とエナメル線、歯車等で、界磁、整流子等の部品は要りません。
で、イキナリなのですが、シャフトにコイルを組み込んだ写真です。

IMG_3362.jpg
下にコイル部分の図解を示します。
IMG_3517.jpg
雑な図でさーせんwwwwwwwwww
とりあえず図の上から順に説明すると、軸は歯車に直結してコイル中心部にあるネオジム磁石を回転させます。
ストローは軸受けになる部分で、コイルでぐるぐる巻きつけてしまうと軸がコイルで埋まってしまうので、これを防ぐ意味で必要です。
枠とあるのは、コイルを巻きつけるために便利だからというのと、確実にネオジム磁石を回転させる空間を作るために用意しただけのもので、別になくてもどうってことない、もしくはそんなもんなくてもうまく作れる自信があると言うなら、必須のものではありません。なんかの蓋かなんかを加工すればいいと思います。
コイルは枠に巻きつけます。線材は発電機キットに付属のエナメル線で、私の場合は巻ききるのに少し残す感じでした。
そしてネオジム磁石は二枚用意して磁力で張り付くようにします。間に軸を通すので偏心を防ぐために爪楊枝等で間隔を調整してもいいと思います。また写真だと白い紙で巻きつけてありますが、これはそうやってくっつけた爪楊枝が回転中に飛び出さないようにするための工夫です。

単純に簡単交流発電機をつくるだけなら、あとは筐体に組み込めば完成です。しかし、筐体の中は結構隙間があります。

これ、整流回路と平滑回路用意して交流/直流の両方でいけるんじゃね?

そう思った私は下のような回路を作ることにしました。
IMG_3481.jpg
この回路に書き忘れたのですが、コンデンサにつながる上T字路の右側に、逆流防止のダイオードが一つ入ります。

整流回路はともかくとても平滑回路なんて呼べたもんじゃない、とりあえずバカでかいコンデンサつければいいんだろという漢気ある回路ですwwwwwwwww

それでは組み込みましょう。
IMG_3365.jpg

写真からはスライドスイッチが見えると思います。これで交流/直流を選びます。

また、長い電線がビロビロしているのも気になるので、DCジャックを使って片付けるときに取り外し可能としました。
IMG_3366.jpg

完成した波形をご覧ください。
IMG_3387.jpg
IMG_3389.jpg
交流は一応正弦波っぽい波が出ていますが、直流はまあ使えないことはないのですが、脈流になっていますね。

そこで知人に回路を見てもらって、DC/DCコンバーターを入れればいいんじゃね?ということになって、下のような回路を組みなおすことにしました。
IMG_3417.jpg
これによってかの220μFの巨大コンデンサの呪縛から解放されます。
IMG_3410.jpg
写真左側は巨大コンデンサを使った平滑(笑)回路、そして右側は、まだDC/DCコンバーターを載せていないICソケットだけのものなのですが、これでも相当の省スペース化になったことはお分かりいただけることと思います。
それでは、平滑回路改良後の波形をご覧ください。
IMG_3415.jpg
IMG_3413.jpg
こんどはだいぶ平滑化に成功していると言ってよいのではないかなあと。
この発電機、恐らく慣れてくると普通に説明書どおり作るよりもやさしいのではないかと思うのですが、その辺の判断はあくまで自己責任でお願いします。この記事は「悪い見本」くらいに思っていただけると幸いです。
さて、回路についてはまだ改良案があるのですが、それはまた別の機会に出しましょう。


なおこの記事、
お前が馬鹿力で回すから壊れるんだろうというツッコミはナシの方向でw
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コルキットのスピカ望遠鏡のドローチューブをアメリカンサイズ化改造してみた

コルキットシリーズは既に手元にスピカとKT-5と二つありまして、先日はKT-5の接眼部を改造しました。そこで、KT-5用のドローチューブが余ってしまいました。
IMG_3505.jpg

そこで、なんかに使えねえかなあと思って、何気なくスピカ望遠鏡と併せてみたら、なんと鏡筒の内径とドローチューブの外径が見事に一致するではありませんか!
IMG_3506.jpg

これ、スピカのアイピースをアメリカンサイズ化できるんじゃね?
KT-5乗換え計画が完全に頓挫してしまった一方で買ってきたアイピースを使わないともったいないので当初は12mmと20mmの二つのツァイスサイズのアイピースで完結させる予定だったスピカですが、今のうちにスピカ望遠鏡もアメリカンサイズ化してしまった方が何かにつけて好都合なのではないかと思い、スピカ望遠鏡のドローチューブを思い切ってアメリカンサイズ化してみました。

星の手帖社の望遠鏡をアイピース化する改造についてはネット上でよく出てくるのですが、スピカ望遠鏡をアメリカンサイズ化する加工はなぜか見たことがありません。ぶっちゃけツァイスサイズのアイピース買ってくればアメリカンサイズでも使えるだろ!っていう、割と簡単なところにあるのかと思うのですが、それでもこんな簡単なことで改造ができるのですから、マニアの方の中には実行される方の一人や二人くらいいてもよさそうなものだと思うのですが…私が人身御供になりましたwwwwwww

※ご注意※
さて、改造系の記事ではいつものお願いですが、改造行為については基本的に自己責任でお願いします。キットについては説明書通りに作成していただくことを強くお勧めします。いつもの注意書きですが、ここでの改造例は基本的に「悪い見本」とご理解下さい。


改造イメージは下記の写真のような感じです。接眼筒押さえ(部品番号6)をぶった切ってもとの接眼筒押さえ側にレンズを持ってきます。そして継ぎ手に絞りをつけてドローチューブを入れておしまい。
IMG_3516.jpg

鏡筒をぶった切る動作は前回の記事を参考にしてください。
IMG_3509.jpg


で、やってみると、太さが案の定ぴったり。あとはフェルトを貼れば調整できそうです。
IMG_3513.jpg

絞りについてなのですが、これはスピカでもやや事情が異なるものが混在しています。スピカにはE型とF型がありまして、E型には絞りがなく、F型ではデフォルトの製作順序では絞りをレンズ側に取り付けます。私の手持ちのスピカはF型ですが、今回の改造ではレンズとドローチューブの位置を入れ替えますから、改造後はドローチューブ側に絞りが来ることになります。なので、それにあわせて絞りも作って、もとの絞りに上から貼り付けました。
IMG_3514.jpg

とはいっても鏡筒を分解することはできないので、螺旋型の耳かきに引っ掛けて取り付けました。持っていない方は針金などで同じようなものを自作してもよいと思います。
このあと、ドローチューブを少し切りました。なぜ切ったのかというと、こうしないと焦点距離よりも長くなってうまく合焦しないからです。その結果、この改造スピカ鏡筒では天頂プリズムなしでは使えない鏡筒になってしまいました。もっとも、改造前のスピカもそうですが、そもそも天頂ミラーなしでスピカを使ったことなんてタダの一度もないので、この点は特に問題にはならないと思います。

できあがり。スピカはそれなりにバランスがよい見栄えだと思うのですが、アメリカンサイズ改造後はなんともアンバランスなモノになってしまいました。
IMG_3515.jpg
スリムな鏡筒に対してアイピースと天頂プリズムが目立ってしまうのはまだとしても、三脚取り付けプレートはギリギリまでずらしたのですが、重心はこれでもやや微妙です。
私としてはこれで手持ちのビクセンNPL20を使うことができるので見やすくなったし、また鏡筒長も当初の400mmから345mmまで縮小できたこともあって、帰宅途中にチョイ見するという用途を考えればだいぶ期待のできる出来になりました。しかし、一般論的にはあまりお勧めできまないように思います。
というのは、接眼部をアメリカンサイズ化することによって確実に重くなります。まあ言ってもそんなに気になる重さではないのですが、スピカくらいだと軽いことは正義であるように思われます。スピカ自体は接眼部を切ることで若干軽くなりますが、アイピース+天頂ぴリズムで最終的に300gくらいにはなるのではないでしょうか。
それに、スピカに限って言えば、スピカ望遠鏡の主要なユーザーをなすであろう子供たちが、望遠鏡の周りをキャッキャキャッキャと走り回って三脚を倒す可能性を考えると、ツァイスサイズというのはそれなりの根拠があっての選択なのだろうと思うのです。それは購入時のコストやギリギリ土星の輪が見えるというスペック、コンデジ等で使う程度の三脚程度で使用可能など、いろんな意味で落としどころが屈折4cm、ツァイスサイズ、ボール紙製というところなのかなあと。この辺の事情は恐らく星の手帖社の望遠鏡も同じような事情があったのだろうなあと思います。それに、KT-5についてきたK20だって、確かにNPL20に比べるとレンズの直径がやや小さいのですが、別に使用不能なものというわけでは全くありません。もちろん、その辺の事情を汲んだ上で諸般の事情で改造に手をつけるのでしたら、面白い素材であろうと思います。

最後に、この改造スピカの課題について申し上げておきます。
重心のことは既に書いたとおりですが、もう一つ、天頂プリズムをドローチューブにブッ刺すとき、現状では単純にきつさに頼っているのですが、チューブの紙に癖がついてくるとそのうち簡単に脱落してくることでしょう。そうなると、下手をすると8000円がパーになるのでそれだけは避けたい。ドローチューブとプリズムをどう固定するか、まあセロテープを巻けばいいんですが、いずれにしても今後の課題にしたいと思います。

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コルキットKT-5の接眼部を改造してみた

前回の記事では年末に購入したコルキットKT-5使用についての課題の進捗状況をまとめたわけですが、ここでは特に鏡筒の改善についてまとめたいと思います。

※ご注意※
さて、改造系の記事ではいつものお願いですが、改造行為については基本的に自己責任でお願いします。キットについては説明書通りに作成していただくことを強くお勧めします。いつもの注意書きですが、ここでの改造例は基本的に「悪い見本」とご理解下さい。


さて、KT-5はドローチューブをフェルト紙との摩擦で固定するわけですが、これをもう少し滑らかにできないものでしょうか。そこでネット上にある改造で比較的容易と思われるスコープタウンのラプトル50の接眼部部品を流用してみました。
改造といってもこの改造は簡単で、割と初心者向けの改造と思われます。用意するものはKT-5鏡筒本体とラプトル50接眼部です。
ラプトル50接眼部はスコープタウンさんの通販で購入できます。
なお、本改造はアストロオヤジさんによる『佐賀のオッサン星にハマる2』の記事「コルキットKT-5cm その2 」を参考にしました。この場を借りて御礼申し上げます。
http://ameblo.jp/astro-oyaji-2nd/entry-11501961847.html[外部リンク]

切り口の位置について考えましょう。上掲の佐賀ブログさんですと、4cmの位置で切り出していますが、私の場合は既にKT-5を一度完成させています。従いまして、接眼筒押さえ(部品番号6)が邪魔になりますので、この位置からは切り出すことができません。よって、5cmの位置から切り出すことにしました。これでも十分に合焦します。
IMG_3498.jpg

本改造の肝になると思われる鏡筒の切断ですが、これはあらかじめ切断部分に紙を巻いてこれをガイドにして罫書きしましょう。そしてカッターナイフで慎重に少しずつ切込みを入れます。そうすると切り口が楕円になることなくうまく切り出すことができると思われます。
IMG_3499.jpg

佐賀ブログさんですと、切り出し作業のあとは植毛紙を貼りますがこの作業はやや高度と思われるのと、植毛紙がないので一旦はしょります。様子を見て後日考えましょう。
あとは接眼部をねじ込んでねじ止めして完成。
IMG_3500.jpg

ねじ止め位置はよく吟味してください。接眼部にはねじ穴が開いているのですが、うっかりすると変なところにねじ穴を開けてしまうことになります←変なところに開けた人
実際に三脚を立ててみました。三脚は変更予定なのですが、まあいちおう「だいたいこんな感じなんだけどさ」というあたりでw
IMG_3504.jpg

完成品とビクセンNPL20を使った写真はこの感じです。
IMG_3502.jpg

三脚は引き伸ばしなしで、手がプルプル震えるおっさん病に悩まされながらのiPhone撮影ですので、もっとがんばればもっといいものが撮影できたと思うのですが、見栄えは付属のものよりいいのではないかと思います(というか、そもそも付属のじゃうまく撮影できませんでしたwwwwww)

前回の記事では「4cmクラスと5cmクラスは別物。スピカとは異なってKT-5を初心者が手にするのはお勧めできない。メーカー品のエントリーモデルでいいものはたくさんある」という結論で落ち着きました。
で、前回も書いたことなのですが、このKT-5というキットはマニアの方が改造用の素材としてお求めになるのでしたら手ごろなものだと思います。しかし、この鏡筒だと少なくとも三脚だけはある程度しっかりしたものを用意する必要があります。したがって、カメラ用でもいいので既にいいもの(一万円くらい以上のもの)をお持ちでいらっしゃる、もしくはコルキット用木製三脚を一緒にお買い上げいただくのでないと、初心者にはあまりお勧めができないように思います。そう考えると、スピカは安物の三脚でも十分に使い物になるので、まずはスピカで様子を見て一気に7~8cmクラスのメーカー品のエントリーモデルに乗り込んでもいいように思います。それらの機材を流用してKT-5をお楽しみいただくというのでも十分ではないかと思うのです。
まあ、自分自身に対してフォローをするとすれば色々言えるのだとは思いますが、自分で作ったものには愛着がありますwそれで十分ではないでしょうか。

コルキットKT-5の改良についてあれこれ

先日私のブログで書いたコルキットシリーズの「KT-5」については、既にメモ書き程度に今後の課題を紹介しましたが、その後、どのように変化したでしょうか。アイピース、鏡筒接眼部、三脚、ファインダー、移動手段と課題が五つあったのですが、まずはカネでけりが付く接眼部を潰します。

1・まず、接眼レンズのアメリカンサイズ化ですが、これはつまるところカネの問題ですので、ヨドバシカメラにひとっ走りして解決ですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とりあえず、一番手っ取り早く入手できて、まあブランド的にも間違いないであろうビクセンの天頂プリズムとアイピースNPL20を買って来ました。身銭切ることさえ厭わなければ話は早いですwwwwwwwwwww
IMG_3487.jpg

まあ、秋葉原なら専門店もあるし、専門店を保護する意味でも本来は専門店から購入した方がよかったのかもしれませんが、自分みたいなライトなヤツが行ってもまあ間違いなく一見で終わるだろうし、一見さんには一見さん向きの店ってもんがあるのですw
まあ、いずれにせよあとは必要に応じてアイピースを買い足せばいいだけなので、この話は一旦解決w

2.続いて同じくカネの話でケリが付きそうな三脚に眼を転じます。現在私はスピカ望遠鏡用にケンコーのKM-200という三脚を使っていまして、これはスピカ望遠鏡だと使い勝手が割といいように思われます。
しかし、前回の記事でも書いたのですが、KT-5は鏡筒が長くて重く(スピカ約42cm約150gに対してKT-5約60cm約350g)、また実際に使ってみると振動が止まらず使い物になりません。
アマゾンでKT-5を購入するとおすすめ商品にHAKUBAのW-312という三脚が紹介さていて、出品者側の商品説明ではこれはKT-5には向かないとはっきり書いてあります。
W-312はケンコーKM-200に比較的近い三脚と思われます。そうやって見ていくと、確かにKM-200はスピカ向きではあるのですが、KT-5では厳しそうです。そうなってくるとカネを出してもっといい三脚を買うしかないという結論にしかなりません
現状ではいつ撤退するかわからん趣味なので汎用品を使いたいという意向から、SLIKかVELBONあたりで一万円くらいの三脚+天体望遠鏡用の架台の利用を考えていますが、場合によっては天体遠鏡用の三脚を単品買いすることも考えます。あとは清水の舞台から飛び降りる度胸だけの問題ですw
これとあわせて微動雲台の方もビクセンの微動雲台をKM-200に乗せて使うことを考えていたのですが、現状ではミザールのK型微動マウントの利用を考えてみます。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0055B6JVS[外部リンク]
というか、今になって冷静に考えると、あんな貧相な三脚にKT-5鏡筒+微動雲台合計700gもの負荷をかけるとかバカだろうwwwwwwwwwww
まあいずれにしろ、架台の問題もつまるところカネなので、その気になれば明日にでも解決する問題です。

3.ファインダーはいずれオルビィスの通販なりしかるべきところから通販で購入するからこれもカネでケリが付く上に、現状では素通しファインダー+攻略本でじゅうぶん楽しめそうですので、これはもう少し技量を高めてからの問題にしましょう。

4.鏡筒接眼部は結局これはネットの記事を参考にして改造することにしました。これは改めて記事を書くことにします。

5.移動手段ですが、基本的な路線はキャリーカートの使用で変更することがありません。自宅での観望は自宅の事情から少々厳しいものがありまして、現状での計画は平日の暇がありそうなときにスピカを中心にして通勤ルート近辺の公園でチョイ見+週末にKT-5を中心にして郊外へ繰り出すという計画です。三脚は恐らく見込みで1.2~1.4kgくらい、その上でミザールの微動マウントを購入すると1.5kgくらい、改造KT-5+天頂プリズム+アイピースの鏡筒部全体で見込みで800g、合計すると3.5kgくらいになるでしょうか。こうなると朝の通勤電車に乗って持って行くのはさすがにありえません。通勤ルートでチョイ見できるように次はスピカ望遠鏡をベースにして何かやりたいところですし、またアイデアもあるのですが、それは別の課題にすることにして、実際にはKT-5を中心にした装備だと先ほど試算した3.5kgに加えて攻略本や夜食、冬の場合は防寒用具などの用意も考えると、合計で5kgくらいは考えていいと思います。

ここまで書いてきてわかったことが二つあります。
1.大きな望遠鏡を扱うと重くなるという、ごく当たり前のことです。5.で論じたように、計画では恐らくKT-5を中心にした装備は最終的に3.5kg程度に落ち着くのではないでしょうか。この重さがどのくらいの重さかというと、光学的な性能で見合うと思われるスコープタウンのラプトル50の倍以上、もう少し体鍛えればビクセンのミニポルタシリーズのどれかくらいはいけそうです。また、大きくなると精密になりますので、移動手段にキャリーカートを使うにしても、制振などの対策を考える必要に迫られるでしょう。
まあ逆に言うと、私は自動車を使わないので、この趣味は(重さの問題も、移動距離にしても)必然的に電車で移動可能な台車に収まる範囲に限られます。それでも後述しますが、制約を考えると手回り品を軽くすることはもちろん必要としても、メーカー品の購入を考えるとMAXで10kgくらいまでは何とかすることを考えた方が建設的かもしれません。
併せて、望遠鏡とは言っても4cmクラスとそれ以上は全く別物と考えたほうがいいです
したがって他の初心者の方も、スピカである程度ハマった方なら、単純にKT-5を購入するよりもいきなりビクセンとかミザールあたりの入門モデルに飛んでしまって、KT-5はあとから改造用素材としてのお楽しみにしてもいいかもしれません(天文教室やら科学教室の類でスピカから入門した方は、その後どのように進化なさっているのか興味があります。たぶんハマる方なら早晩メーカー品を考えて、スピカを捨てないにしても予備役に編入するなり改造用素材になることでしょうし、スピカで終わってしまうなら処分も容易なキットだということは、私自身も以前書きました。いずれにしてもスピカだけを頑固に使い続ける状況は考えにくいように思われます。)。KT-5についてはどなたかもアマゾンのレビューで書いていらしたのですが、高い潜在力を引き出すのは大変なように思われますし、また私のような進化パターンはやるなとはいいませんが、お勧めはできません。

2.天文はカネがかかる趣味だという、ごく当たり前のことです。
やはり天文を本格的にやりたい場合は少々高くても(それだって5万もあればじゅうぶんです)準本格派とでもいうべきミザールのMT-70RやビクセンのミニポルタA70lf、もしくは本格派といって差し支えないであろうポルタ2A80Mfあたりのメーカー製の人気機種がかなりお買い得な商品だという、ごく簡単かつありきたりな結論にしかなりません。
これらメーカー品と比較としてKT-5に乗り換えてからかかるであろうコストについて考えてみます。細かい数字は調べれば出てきますが思い出しの範囲で雑に書くと

KT-5本体価格+送料で4000円くらい
アメリカンサイズ天頂プリズム+アイピースで4500円くらい+3500円くらいで8000円くらい
接眼部改造部品が3200円くらい(ここまでは実際にかかった金額)
これに加えて購入計画中の物品について
三脚が恐らくは12000円くらい?
更に経緯台で17000くらい?

以上から私の最終計画としては27000円もしくは40000円くらいの買い物になると思われます。
もちろん、鏡筒は無改造でアイピースも付属品で構わないということなら、鏡筒だけで4000円かそこいらで、プラス三脚のことだけ考えればよかったのですが、周辺機材をそれなりにマトモなもので単品買いしようと思ったら、当たり前の話ですが初期投資の費用は少なくて済みますが、コスパは最悪です。
で、最終的に予想金額を算出したわけですが、これがどういう金額なのかをメーカー品と比較すると、スコープタウンのラプトル50やビクセンのスターパル50は優に超えて先ほど挙げたミザールのMT-70RもしくはビクセンのミニポルタA70Lfが普通に購入できる金額、下手をするとビクセンのポルタ2A80Mfまで視野に入る金額です。
まあここまで変なものは買っていないと思いますが、三脚と架台を考えると、今からでもメーカー製のエントリーモデルのどれかを考える選択肢も十分あり得るように思われます。


以上の議論を踏まえて、もしメーカー品を買うとしたらどうしましょう。
メーカー品に手を出すのであれば、多少コストがかかってもいいものを買いたいと思います。
ビクセンのスターパルシリーズやスコープタウンのラプトルシリーズはどうでしょうか。評判はいいようですが、ここまできたらもうどうせ引き返せません。多少お金がかかってももう少しいいものが買いたいです。
ただ、私の場合はコストのことを無視しても移動手段の点で大きく制約を受けますので、

1)準本格派とでもいうべき
ミザールのMT-70R
ビクセンのミニポルタA70lf
の7cmクラスのどちらか
(アマゾンではミニポルタの方が人気のようですが、個人的にはこの二つなら架台に定評があると思われるミザールMT-70Rかな?とは思っています。)
あるいは
2)本格派のモデルで後々まで何らかの形で残るであろう
 ビクセンのポルタ2A80Mf
 スコープタウンのポルタII STL80A-L
(このふたつを考えるなら、今さら二万や三万を気にしても仕方ないので、光学系で評判のいいスコープタウンとポルタ経緯台で評判のいいビクセンの合作のポルタII STL80A-Lまで行ってしまいたい気もあります。確かに高価なのですが、ここまでのものを買えば、しばらくは買い替えを考える必要はないように思います。)
の8cmクラスあたりでどうしようかなというのが、スペックと購入価格と運用時の制約を考えたときの最終的な落とし所になると思われます。

逆に言うと、8cm経緯台屈折鏡より立派な反射鏡なり本格的な天文写真なりは、恐らくは移動にあたって自動車がないと運用が不可能と思われます。したがって使ってみないことには確実なことはいえないのですが、現状では8cm屈折鏡あたりが私の趣味として運用可能な天体望遠鏡の絶対的な上限と思われます。だとしたらエントリーモデルがお買い得なのはわかったから、カネのことは問わないのでスコープタウンのポルタII STL80A-Lをど~んと買ってしまいたいのはあるのですが、合計9kgというのは移動時のコストを考えるとかなりおっかないものがあります。だって2Lペットボトル五本分を手持ちで運び続けるのって、どうですか!?キャリーカートに載せればだいぶ楽になることと思いますが、あまりそういうことやっている天文家の方もいらっしゃらないんだよなあ…。
もちろんそれができなければそれまでの趣味だといえばそうもいえるのでしょうが、だからと言って現実の制約はいかんともしがたいです。それにそこまで言うんならはじめから借金してでもタカハシを買う以外の選択はありえないわけで
最終的にはミザールのMT-70R vs スコープタウンのポルタII STL80A-Lという7cmクラスvs8cmクラスの屈折鏡対決になるでしょうか。
ものとしてはもちろんスコープタウンのポルタII STL80A-Lがよいでしょうし、カネを出すというんなら吝かでないですが、重量がネックになるのも事実。現状ではミザールのMT-70Rあたりを入手してみて様子を見てから改めて8cm級を考えるくらいが、スペック、コスト、運用上の制約を加味した最終的な落としどころかなと思っています。若干コストはかかるのですが、先へ進むなら全てが無駄になるというわけではないですし、ここで撤退するなら3万はちょうどよい授業料だと思います。




私の周りに天文に詳しい方がいないので皆さんがどんな楽しみ方をしているのかはわからないのですが、私の場合は上記で書いたように、どんなにがんばっても8cmクラスの屈折鏡で眼視するくらいがこの趣味の限度になると思われます。ベテランのマニアの方からすると実にささやかな趣味に終わることでしょう。

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天球儀を使ってみよう

夜空を見上げてみるとき、プラネタリウムや星空の観望会などでは時宜に応じて見ごろの星座を解説してくれることでしょう。しかし、とんでもなく記憶力に落ちる私の場合は、終わってしまうとまあ大抵は忘れてしまうものです。これではプラネタリウムや観望会のスタッフの皆さんの努力も水泡に帰してしまうことでしょう(もちろん、後に残る知識よりもその時間を楽しんでいただくというエンターテインメント志向の方もいることとは思いますが)。
そこで、星空を見るときに割と普及している器具が星座早見盤です。これは三省堂からはかなり立派なものが出ていたり、キャノンからはペーパークラフトでかなり立派なものが作れたりとそれぞれに工夫を凝らしていて、これ自体でなかなか面白いものなのですが、どの星座早見版にも共通の弱点が一つだけあります。それは

本来、三次元の天球を無理やり二次元で表現しているためにどうしても図の歪みが避けられないのです。

私自身天文に興味を持ってもどうしてもうまく星座を捕捉できなかったのは、私自身の能力不足もありましょうが、星座早見盤自体、見慣れてこないと現物と照らし合わせるのが案外難しいことにもあるのではないでしょうか。
もちろんプラネタリウムはこの弱点について相当に強みがあります。プラネタリウムは少なくとも都市部では複数設置されていますし、昨今では家庭用のものも安価なものから相当高級なものまで多数普及していますし、なんとなれば自作する方法もないものでもありません。家庭用のプラネタリウムの場合はこれと星座の解説書があればかなりの程度に季節の星座への理解は深まることと思いますが、コストのことを別として、ここでも致命的な弱点があります。それは

部屋が暗いと解説書の説明を読むのがしんどいことです。

単純にプラネタリウムを見て喜ぶというのもセンスあって楽しい使い方だと思いますが、どうせなら夜の星にも若干は詳しくなりたいものです。そこで天球儀をつかっての星空散歩はどうでしょう。

私が持っている天球儀はペーパークラフトのキットで、数年前に国立天文台の見学に行ったときに売店で購入したものを作りかけで放っておいてあったものです。

http://hoshinotechou.jp/product/papercraft/[外部リンク]

これを昨年の8月に知人たちと星見オフを行うのにあわせて作りました。

天球儀を見ていただくことのメリットは、夜空に近い形で星座が回転しますので、いつの時期にどの星座がどのへんに出ているか、たちどころにわかります。また、明るいところで使うものなので、本の説明と比較しながら天球儀を動かして星座について理解を深めてもらうことができます。私の手元にある本では『知識ゼロからの星座入門』という本が面白いです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4344901886[外部リンク]
古い星座の図と天体写真の両方で星座を楽しみながら理解することができます。

特に私が紹介したペーパークラフト天球儀の場合は、蛍光塗料で星が彩られているので、夜に実際に星を見るときにも使うことができます。星座早見盤と違ってかさばるという致命的な弱点があるのですが、星空がどのように動いているのかを理解してもらうには非常に面白いツールだと思います。星座早見盤だけでなく天球儀があると観察会などをやったときに話題が広がるかもしれません。、実際の星空と見比べてみて星座早見盤とどう違うのかを実際に見比べてみましょう。なお、天球儀は天球儀で見方を飲み込むのがちょっと難しいかもしれません。その場合は、まず透明天球儀を用意して天球の考え方を導入してみましょう。
透明天球儀は基本的に高いものなのですが、アーテックのキットを利用すればかなり安くなります。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00BF7M6KO[外部リンク]
但し、品質は値段なりのものなので、あまり期待はしない方がいいです。とはいえ、天球儀の見方を掴んでもらうためには十分すぎるくらいの用をなします(天球儀は天球の外から天球を見ているというイメージが言葉だけではどうしても伝わりにくいので、この程度のものでも透明天球儀があった方が決定的に便利です)。

実際の星座を見るときには私の手元にある本では『一等星からたどる誰でも探せる星座』がお勧めです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4805208406[外部リンク]
この本はただ星座を図示して終わるだけでなく、大まかな時期と見える位置を示す、真南を中心にしてゲンコツなどを使って具体的な星座の探し方を示している、都市部と山間部で見え方の違いを図示するなど探し方がかなり具体的に説明されているだけでなく、本の印刷が青一色で赤い照明に映える(野外での天体観測には暗い星空に慣れた視神経を刺激しないために赤いランプを使えというのは、どの天体観測入門書にも書いてあることです)、紙質が丈夫で夜の湿気に強いなど、実際の観察状況に考慮した作りがなされていて、天文書専門の出版社である地人書館のノウハウを感じさせます。

それでは、天球儀を片手に実際に夜空を見てみましょう。
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理科好き(≠得意)おじさんです。

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