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『女一匹シベリア鉄道の旅』

女一匹シベリア鉄道の旅 (コミックエッセイの森)女一匹シベリア鉄道の旅 (コミックエッセイの森)
(2015/01/17)
織田博子

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シベリア鉄道はユーラシア大陸を横断する国際列車としてのロマンある旅を楽しむことが出来るものと思われますが、ロシアという国の国情やわが国との外交関係を考えるに、未だ日本人にはどこかとっつきにくい点があるのも否めないのではないでしょうか。
 シベリア鉄道を扱った古典的な作品だと宮脇俊三の『シベリア鉄道9400キロ』やNHK特集の『シベリア鉄道』などがありますが、女性視点での旅行漫画で取り扱うのは珍しいのではないでしょうか。

シベリア鉄道9400キロ (角川文庫 (6230))シベリア鉄道9400キロ (角川文庫 (6230))
(1985/10)
宮脇 俊三

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シベリア鉄道 ~広大な大地を駆け抜ける 激動のロシア~【NHKスクエア限定商品】シベリア鉄道 ~広大な大地を駆け抜ける 激動のロシア~【NHKスクエア限定商品】
(2014)
不明

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外国人同士が乗り合わせる鉄道の中で、ぶっきらぼうな中にも人情味あるロシア人たちや故郷の違うもの同士が意気投合しおのおのの目的地を目指して別れていく様子がよく描かれています。とはいえ、言葉も通じない中で旅をともにしていくのも相当に難しそうに思えるのも事実。それ以前に自分の場合、そもそも自宅から出るのさえ億劫なくらいなんですけどね
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『美大生を落とす50の言葉』

 昨年のデザインフェスタで入手したのですが、まあ、こうした本から美大生たちの価値観や生活の一端をうかがい知ることが出来るのではないでしょうか。
 美大生という人たちは、確かに普通に暮らしているとなかなか接する機会がないものです。私自身、美大生に初めて会ったのは美大の学園祭を見学してからです。近年はどういうところへ行けばいるのかというのもなんとなくわかり始めましたから、まるっきり観念上の存在というわけではないのですが、とはいえ私が過ごしてきたような一般の大学とはカリキュラム上も換わってくるところが多いでしょうし、また自分の価値観を大切にしているのが美大生たちなのでしょう。「揮発油を服にこぼしたときみたいに胸が熱いんだ」「一緒に世界どうデートしようか。」というのは、いかにも美大生の生活を想起させるせりふですし、「君の作品を見た。君のことが知りたくなった。」というのは、落とす落とさないとか美大生とか以前にクリエイターとして待っていたせりふではないでしょうか。

この『美大生を落とす50の言葉』は二冊あります。入手方法についてですが私はデザフェスでたまたま購入しましたが、それ以外の入手ルートについては私は知りませんので、その辺で探してください。文章だけでしたらtwitterのアカウントもありますので(@bidaisei50_bot)、そちらをご参考ください。

以下、余談
私はもちろん美大生でも美大卒でもありませんので、世界堂という画材屋さんがあることを、というか、画材屋という専門店があること自体を知りませんでした。なので、世界堂というお店が武蔵野美術大学の学内だけに存在する、いわゆる学内売店の類だと思っていました。
私のような実験オタクも理科実験教材の専門店や秋葉原のパーツショップだけではなく、DIYショップや東急ハンズなどをぼちぼちチェックします。しかし、これらと微妙にかぶらない世界堂の品揃えは、実験オタク的には非常に魅力的な品揃えでして、自宅から2時間以上かけて(新小平から歩くのしんどいんじゃヴォケwww)芸術祭や卒業制作展などの折を見ては世界堂で買い物をして「色んなものが揃ってこれは便利な店だ^^」と思っていました。
しかし、あるときそれこそムサビ生の知人に「大内さん、世界堂って新宿にありますよ。」と指摘されて軽く衝撃的だったのを覚えています。オレのあの労力は何だったのだろう…。

『プライド』

プライド コミック 全12巻完結セット (クイーンズコミックス)プライド コミック 全12巻完結セット (クイーンズコミックス)
(2010/02/19)
一条 ゆかり

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 一条ゆかりの長編漫画で、銀座のクラブを振り出しにオペラ歌手を目指す史緒と萌の二人の話です。オペラ歌手として王道のキャリアを踏む史緒に対して何かにつけて苦労人の萌という対照的な二人ですが、二人に幸せは訪れるのでしょうか。
 まあ、内容については既に完結している漫画ですし、レビューもたくさん出ていますから私の方から取り立てて書くようなことはないのですが、まー、なんて言いますかね、赤貧洗うが如し…とは言わないにしてもビンボー生活が長い私からしますと、銀座のクラブとかウィーンのオペラとか言われても、正直ピンとこないもんです。そもそもプライドとか言われても、「あ、はぁ…」としか言いようのないものでして、プライドのある人は大変だなーと思ってしまう次第です(小並感)。というか、女の人怖えぇぇぇぇwwwwwwww
 この漫画は2002年から2010年にかけて雑誌連載されていたようですが、同時期に発表されていた漫画が『のだめカンタービレ』だったようです。こちらはギャグ路線だったのですが、このギャグ路線の漫画がヒットして映画まで出来ている裏では、やはり音楽の世界を舞台にとんでもないシリアスな漫画が連載されていてしかもやはり映画まで出来ていたというのは知りませんでしたね(小並感)。

 ところで、今私の手元には『プライド』が全巻揃っているのですが、第一巻だけはもともと東京芸術大学の石神井寮で寮生が持っていたものが流れ流れて私のところへやってきたもののようです(もともとは12巻全部揃っていたようですが、ふとした流れで一巻だけが私の手元に渡ってきました)。『プライド』も、最初はヒロイン二人が音楽大学の学生だったところから話が始まるのですが、今、私の手元にあるこの1巻から読み始めた芸大生氏は、一体この漫画をどう読んだのか気になります。私の手元にある第一巻を手にしていたはずの芸大生氏も、史緒のように真っ直ぐに生きることが出来ればいいわけですが、なかなかそうも言ってられないこともあるでしょう。そう思うと萌のような生き方にも思うところあるでしょうね。
まあ、こっちはこっちで学園祭めぐりなんてどうしようもないことをやっていますと、1年生の頃に知り合った学生さんがプロのピアニストになったとか、大学院に入学したとか、そんな話を聞くといつまでもこんなことやっていていいのかなーなんて思ったりwww

『脱・スピード社会』

脱・スピード社会―まちと生命を守るソフトカー戦略脱・スピード社会―まちと生命を守るソフトカー戦略
(2009/04)
小栗 幸夫

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 交通事故は、残された遺族に多くの悲しみと不幸をもたらします。この本の著者自身も交通事故で肉親を失った一人でした。交通事故を防ぐには、歩行者と自動車の運転者のモラルが強調されることが多いのですが、モラルだけで交通事故を減らすことはできるのでしょうか。
 本書の著者は都市計画の専門家として、自動車を中心にした街づくりに対して疑問を持ち、歩行者に併せた街づくりを行うことで地域コミュニティが復活するであろうこと、そして歩行者に併せた街にふさわしい新しい自動車としてソフトカーを提唱しています。
 ソフトカーとは、運転者の裁量に大きくされる通常の自動車に対して、例えば市街地を中心にある程度強制力を持った速度制限をかけてしまうことで交通事故を減らそうというシステムです。現状では研究・試乗会等に使用されるソフトカーはタカラの電気自動車『Qカー』を利用して、ソフトQカーと称しているのですが、これは電気自動車がソフトカーなのではなく、自動車の走行に対してある程度強制的に速度制限をかけてしまう制約こそがソフトカーの本態なのだということを頭に入れておく必要があります。つまり、カローラだろうが三菱ふそうだろうがBMWだろうがトラバントだろうがT型フォードだろうが、同様の速度管理を行っている自動車はソフトカーなのであり、車種の問題ではないのです。実際同書では、ソフトカーの研究は当初はカローラから始まったと書いています。
 速度制限の実際の方法というのは、非常に単純で走行速度を外部に表示してしまうだけなのですが、これが日本人独特の「恥」の意識に連なるのでしょうか。そのへんはよくわかりませんが、ともかくも、研究実績を積んでおり愛・地球博にも出展するなどの経過をたどっているようです。

 このソフトカーについて誤解すべきではないのは、確かにこの本では後半を中心に、交通事故で家族を亡くされた方の手記がたくさん登場し、最後はオバマ大統領に手紙を送るまでになっていますが、これは決して交通機関としての自動車の可能性を否定しているわけではなく、自動車と歩行者、そして街づくりが共存できる新しい自動車の可能性について考えたいと思っていることなのです。著者は都市計画を中心に自動車について知り尽くした、自動車のプロ中のプロなのです。
 交通事故は確かに不幸です。しかし、この不幸を不幸として終わらせないために何ができるか、それこそがソフトカーについて世間に知らしめる意義なのではないでしょうか。本書の表紙はソフトQカーに乗る著者と、それを囲む子供たちですが、この写真のような情景は著者の理想なのではないでしょうか。

 なお、この本はソフトカーを研究している研究者自身の手によるものであり、研究の端緒から現状に至るまで非常に丁寧に書いてありますので、本書を読めばソフトカー研究の現状について、かなりのところまでわかることでしょう。しかし、非常に分厚く、持って歩くのも骨が折れます。本書の内容をダイジェストした200ページくらいの新書が刊行されることが望まれるのではないでしょうか。

『烽火』第五号

早稲田大学戦史研究会の部誌です。
早稲田大学戦史研究会は現代史を割合に広くゼミを行うサークルで、昨年夏も軍歌イベントを行うことで話題になった特徴あるサークルです。
さて、その戦史研究会の部誌の内容は、当たり前の話ですが、硬派な記事が揃っています。タイトルを抜き出すと「金正日『音楽芸術論』を読む」「アッツ島を巡る戦いについて」「武蔵大学の学生運動」など、幅広い記事が収録されています。
そうした中で興味を引いたのは「オウム真理教最後の12ヶ月」で、オウム真理教がいかにして犯罪に手を染めていくようになったのか、その過程がよくまとまっています。またその背景としてオウム真理教が包含していたサブカル的なポテンシャルに言及しているのは慧眼と思われますが、この辺はオウム真理教の理論的支柱になったとされる中沢新一『虹の階梯』に言及するなど、新たに記事を書くことができそうです。そのあたりの教理、サブカル的な解釈については今後に期待します。
もう一つ興味を引いた記事は「日本におけるアンドロポフとそのイメージ」です。アンドロポフはソ連の秘密警察であるKGB議長の座にあった人物で、ソ連邦書記長としては短命に終わった人物で、その評価については、某アイドル声優のネット番組での発言とウィキペディアを参考にして、これは私も概ね同じように理解していたのですが、はたしてこの評価は本当に妥当なのだろうかということを、実際に番組内に登場した文献を詳細に読み解くことで検証しています。私も文末に掲載されている文献のいくつかは過去に読んだことがあるのですが、イメージだけで考えてしまうと思わぬ落とし穴に嵌ってしまうということをよく理解させる意味で、非常によい考察であったと思っています。
入手の仕方は知らないので、下のサイトなり新入生の勧誘に乗り込む(!)なりして適当に聞いてください。

早稲田大学戦史研究会
https://sites.google.com/site/wsenshiken/home[外部リンク]
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