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『だれでもできる小さな風車の作り方』

だれでもできる小さな風車の作り方―20分で組み立てる学習キットから実用小型機までだれでもできる小さな風車の作り方―20分で組み立てる学習キットから実用小型機まで
(2005/01)
松本 文雄

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 先日の東北地方太平洋沖地震の影響により、東京電力福島第一原子力発電所では深刻な原子力事故が発生し、未だ事故は終息していません。そうした中で都内を中心に松本哉氏などの政治活動家や、レゲエミュージシャンのRANKIN TAXI氏などがサウンドデモと呼ばれる新しい形態のデモを行うようになりました。
 しかしながら、反原発を唱えて、その後はどのような展開があるのでしょうか。私たちはエネルギーを自分の問題として捉えなおす必要があるのではないでしょうか。エネルギーは政治の問題ですが、それ以前にコストの問題であり、科学技術の問題です。
 もちろん、「コストは安全に代えられる問題ではない」といわれれば、それはそれで極めって真っ当な意見であり、私自身の見解もそれに近いです。しかしながら、コストを安全に代えられるものと判断するかどうかは、社会的なコンセンサスに基づいて政治が決定するのではないでしょうか。いずれであるにしても、科学技術が話の根本になってくることは疑うところのない話であるように思われます。従いまして、私のような理科好きおじさんの立場は、まずはエネルギー問題について考えるための知識の一端について、自分なりに咀嚼し直そうというものです。
 この本では、おもちゃの延長程度の風車を実際に作ってみることから始めて、ある程度実用に供するマイクロ風車を実際に作ることまでをを目標にして、実際に風車を作ります。そしてその風車の電力をもとに、いくつかの電気機器を実際に使用することまで考えています。
 こういった「実際に風車を作る」という行為を通して、エネルギー問題に対して政治的主張に対して安直に与することのない独自の見解を持つことができるようになるまでが、本書の目的といえます。
 もちろん、風車を作ることに関してはくどいくらいに詳しく、工作の入門書としてもうってつけなのですが、本書は現在実用になっている風車の実情、風車の科学的な原理、風車の歴史や風力以外の再生可能エネルギーについても言及しています。
 「原発は嫌だ。しかし、デモに参加するのは…」といわれる方は、この本を手に、実際に自分で風車を作ってみましょう。脱原発は政治だけの問題ではないです。ライフスタイルの問題であり、技術の問題であることがわかりますし、またそれを理解してもらうことが、本書の目的です。

 私は、受験に失敗して文系の大学を卒業してから理系の大学へ学士入学しました。なので、文系の人たちの視点もよくわかります。
 多くの文系の人たちは、あまりモノづくりの経験がありません。ある人でも、美術作品やプラスチックモデル、フィギュアなどの類で、理科実験工作や、風車による発電装置などは、想像にもならない人が大抵です。そういう文系の人に、一人でも多く読んでもらって、エネルギーを作り出すことを実感してください。
 風力発電機は、本書とは独立に私も小さいものを作ってみましたが、風から電気を作り出せること自体に感動があります。特に文系の皆さんこそ体感すべきです。本のデッドコピーだっていいじゃないですか。手探りでもやってみれば、その時点で「口ばっかり」の人間ではなくなるのです。
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