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『疑似科学と科学の哲学』

疑似科学と科学の哲学疑似科学と科学の哲学
(2002/12/10)
伊勢田 哲治

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我らのアイドル、Marina様がいい感じで拡散してくれた本。

 この本の主要なテーマは科学と疑似科学の線引きについてであり、疑似科学やそれに類すると世間では理解されるオカルトを叩き潰すことを目的とした本ではありません。もちろん擁護しているわけでもないのですが、関心の対象はあくまで科学哲学についてであり、本書の冒頭ではわざわざ「疑似科学」という言葉の持つネガティブな語感は著者の意図するところではないが、他に適切な言葉がないのでやむを得ずに使っていると、著者が一文を入れているくらいです。
 たまたま先日参加した某魔女イベントで課題図書があった都合、せっかくだから話題づくりに…ということで便乗してイベント直前にこういうことをしたら、主催のMarina様がいい感じで拡散してくださいました^^

Marina@9_666_01
https://twitter.com/9_666_01/status/404924132090839040[外部リンク]

確かにオカ充のみなさんにはだいぶ色めき立つタイトルではあることでしょう。しかし、実際のところ必要以上に理科充vsオカ充を煽っている本ではないことは、道を極めたオカ充の諸賢ならばわかるようになっています。できれば、私としてはオカ充の皆さんにも読んでいただきたいと思いますし、また得るところもあろうと思っていますが、そこまでせずとも本書自体は科学哲学の名著で書評がそこいらじゅうに出ています。著者の中立的な様子は多くの書評・紹介から伺えると思いますし、それは少し調べていただければわかることです。なので、私の方もイベントに乗じてちょっと悪ノリをしてみたわけですが、この悪ノリに対して頂いたお答えは良識と学識に満ちたものだと思います(上記リンクをご参考ください)。

 で、まあ本題に移りますが、私は学生のときは理学部である意味、科学の王道だったわけですが、科学哲学的な分野については余り自覚的にものを考えたり、学んだりしたことがありません。科学について哲学的な方向から再度考え直すには本書を読むのは、既に読んだ戸田山「科学哲学の冒険」とあわせてよいきっかけになったと考えています。
 また、疑似科学を看破する本は既にたくさん刊行されており、多くの超常現象や心霊現象の名を借りた詐術を暴くには優れた本だと考えますが、何をもって科学的とするのか(逆に言うと何が科学的でないのか)を中立的な目で線引きすることについて考える機会はあまりありませんでした。特に私のように理科充の分際で自分からオカ充界隈に乗り込んでいくとき、実のある対話を行うためには伝統的な西洋神秘主義に対して適切な理解は必須です。神秘主義について正しく理解するに当たって、自分自身が信頼する科学についてもどのように線引きされるのか、知っておくことは有益に思われます。

オレみたいなしょーもないこと考えているだけのおっさんを迎えてくれる、サバスさんとまりなさんに感謝です。
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