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『曠曠満洲』

ぶっちゃけでいうとタイトルが読めないんですが…^◇^;

まあ、それはそれとして、満洲研究会さんというサークルの刊行による自主出版物ですが、収録されている記事は本格的な論文や考察が揃っています。
ます、満洲研究会というのは、まあ名前の通り満洲について研究するサークルですが、必ずしも戦前一時期あったいわゆる「満州国」だけを対象にするのではなく、いわゆる中国の東北三省を中心とした地域や女真族なども「満洲研究会」さんの対象になるようで、そういう意味では結構幅広く活動するサークルのようです。ただ、実際問題としてはやはり現代史だけに日本語での史料が揃うためか、現代史における満洲についての考察が目立つようです。
非常に興味深かったのは、「いごこちのわるい【狭間】」で、この記事は戦前の小説を対象にして民族のアイデンティティを問いかけます。詳細はぜひ本文をお読みいただきたいのですが、私はこの手の問題には無頓着ですし、また無頓着のまま暮らせることは幸せなことなのかもしれません(逆に言うと、世界で起こっている多くの民族問題にも無頓着のままで終わる可能性もあるのですが…。)。いずれにしても、今の日本で暮らしているとあまり意識しにくいテーマなのですが、この時代には割とありえたテーマなのかなあと。それと、この記事に関してはぜひ「本文」を読んでいただきたいと思うのにはもう一つ理由があります。著者の方が何を意図したのかは不明ですが、この記事だけは活字が少々独特なので、その雰囲気を見ていただきたいと思います。
もう一つ「少女歌劇と満洲」という記事もなかなかに興味深かった。昨今では秋葉原を根城にしたアイドルグループを中心にご当地アイドルなども登場するなどアイドルブームの兆しを見せているようですが、何のことはない。この時代からみんなアイドル大好きなんじゃんwwwといえるのかどうかはわかりませんが、少女歌劇団は戦前にもいくつかあったようで、彼女たちの満洲での出張公演の様子、次第に戦時化してむしろそれを逆手にしたたかに生き残りを図る様子、戦局に連動して少女歌劇そのものがなくなっていく様子がわかります。戦前の大衆文化について知る非常に興味深い記事ではないでしょうか。
この本ではテーマが「音楽」ということになっており、他にもいくつか満洲と音楽をテーマにした記事が掲載されています。なお、入手の仕方は知らないので、満洲研究会さんのブログあたりで質問コメントをつけてください。なお、表紙はめんどくさいので載せてません。そのへんから適当に画像検索してください。

満洲研究会公式ブログ
http://blog.goo.ne.jp/manchuria_ken[外部リンク]
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