スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

天球儀を使ってみよう

夜空を見上げてみるとき、プラネタリウムや星空の観望会などでは時宜に応じて見ごろの星座を解説してくれることでしょう。しかし、とんでもなく記憶力に落ちる私の場合は、終わってしまうとまあ大抵は忘れてしまうものです。これではプラネタリウムや観望会のスタッフの皆さんの努力も水泡に帰してしまうことでしょう(もちろん、後に残る知識よりもその時間を楽しんでいただくというエンターテインメント志向の方もいることとは思いますが)。
そこで、星空を見るときに割と普及している器具が星座早見盤です。これは三省堂からはかなり立派なものが出ていたり、キャノンからはペーパークラフトでかなり立派なものが作れたりとそれぞれに工夫を凝らしていて、これ自体でなかなか面白いものなのですが、どの星座早見版にも共通の弱点が一つだけあります。それは

本来、三次元の天球を無理やり二次元で表現しているためにどうしても図の歪みが避けられないのです。

私自身天文に興味を持ってもどうしてもうまく星座を捕捉できなかったのは、私自身の能力不足もありましょうが、星座早見盤自体、見慣れてこないと現物と照らし合わせるのが案外難しいことにもあるのではないでしょうか。
もちろんプラネタリウムはこの弱点について相当に強みがあります。プラネタリウムは少なくとも都市部では複数設置されていますし、昨今では家庭用のものも安価なものから相当高級なものまで多数普及していますし、なんとなれば自作する方法もないものでもありません。家庭用のプラネタリウムの場合はこれと星座の解説書があればかなりの程度に季節の星座への理解は深まることと思いますが、コストのことを別として、ここでも致命的な弱点があります。それは

部屋が暗いと解説書の説明を読むのがしんどいことです。

単純にプラネタリウムを見て喜ぶというのもセンスあって楽しい使い方だと思いますが、どうせなら夜の星にも若干は詳しくなりたいものです。そこで天球儀をつかっての星空散歩はどうでしょう。

私が持っている天球儀はペーパークラフトのキットで、数年前に国立天文台の見学に行ったときに売店で購入したものを作りかけで放っておいてあったものです。

http://hoshinotechou.jp/product/papercraft/[外部リンク]

これを昨年の8月に知人たちと星見オフを行うのにあわせて作りました。

天球儀を見ていただくことのメリットは、夜空に近い形で星座が回転しますので、いつの時期にどの星座がどのへんに出ているか、たちどころにわかります。また、明るいところで使うものなので、本の説明と比較しながら天球儀を動かして星座について理解を深めてもらうことができます。私の手元にある本では『知識ゼロからの星座入門』という本が面白いです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4344901886[外部リンク]
古い星座の図と天体写真の両方で星座を楽しみながら理解することができます。

特に私が紹介したペーパークラフト天球儀の場合は、蛍光塗料で星が彩られているので、夜に実際に星を見るときにも使うことができます。星座早見盤と違ってかさばるという致命的な弱点があるのですが、星空がどのように動いているのかを理解してもらうには非常に面白いツールだと思います。星座早見盤だけでなく天球儀があると観察会などをやったときに話題が広がるかもしれません。、実際の星空と見比べてみて星座早見盤とどう違うのかを実際に見比べてみましょう。なお、天球儀は天球儀で見方を飲み込むのがちょっと難しいかもしれません。その場合は、まず透明天球儀を用意して天球の考え方を導入してみましょう。
透明天球儀は基本的に高いものなのですが、アーテックのキットを利用すればかなり安くなります。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00BF7M6KO[外部リンク]
但し、品質は値段なりのものなので、あまり期待はしない方がいいです。とはいえ、天球儀の見方を掴んでもらうためには十分すぎるくらいの用をなします(天球儀は天球の外から天球を見ているというイメージが言葉だけではどうしても伝わりにくいので、この程度のものでも透明天球儀があった方が決定的に便利です)。

実際の星座を見るときには私の手元にある本では『一等星からたどる誰でも探せる星座』がお勧めです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4805208406[外部リンク]
この本はただ星座を図示して終わるだけでなく、大まかな時期と見える位置を示す、真南を中心にしてゲンコツなどを使って具体的な星座の探し方を示している、都市部と山間部で見え方の違いを図示するなど探し方がかなり具体的に説明されているだけでなく、本の印刷が青一色で赤い照明に映える(野外での天体観測には暗い星空に慣れた視神経を刺激しないために赤いランプを使えというのは、どの天体観測入門書にも書いてあることです)、紙質が丈夫で夜の湿気に強いなど、実際の観察状況に考慮した作りがなされていて、天文書専門の出版社である地人書館のノウハウを感じさせます。

それでは、天球儀を片手に実際に夜空を見てみましょう。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Mr.Ouch

Author:Mr.Ouch
理科好き(≠得意)おじさんです。

にほんブログ村 科学ブログへ
にほんブログ村 科学ブログ 自然科学へ
にほんブログ村 科学ブログ 科学実験・工作へ

最新記事
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
カテゴリ
最新トラックバック
最新コメント
ブロとも一覧

けふはいざよひのつき
検索フォーム
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。