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コルキットのスピカ望遠鏡のドローチューブをアメリカンサイズ化改造してみた

コルキットシリーズは既に手元にスピカとKT-5と二つありまして、先日はKT-5の接眼部を改造しました。そこで、KT-5用のドローチューブが余ってしまいました。
IMG_3505.jpg

そこで、なんかに使えねえかなあと思って、何気なくスピカ望遠鏡と併せてみたら、なんと鏡筒の内径とドローチューブの外径が見事に一致するではありませんか!
IMG_3506.jpg

これ、スピカのアイピースをアメリカンサイズ化できるんじゃね?
KT-5乗換え計画が完全に頓挫してしまった一方で買ってきたアイピースを使わないともったいないので当初は12mmと20mmの二つのツァイスサイズのアイピースで完結させる予定だったスピカですが、今のうちにスピカ望遠鏡もアメリカンサイズ化してしまった方が何かにつけて好都合なのではないかと思い、スピカ望遠鏡のドローチューブを思い切ってアメリカンサイズ化してみました。

星の手帖社の望遠鏡をアイピース化する改造についてはネット上でよく出てくるのですが、スピカ望遠鏡をアメリカンサイズ化する加工はなぜか見たことがありません。ぶっちゃけツァイスサイズのアイピース買ってくればアメリカンサイズでも使えるだろ!っていう、割と簡単なところにあるのかと思うのですが、それでもこんな簡単なことで改造ができるのですから、マニアの方の中には実行される方の一人や二人くらいいてもよさそうなものだと思うのですが…私が人身御供になりましたwwwwwww

※ご注意※
さて、改造系の記事ではいつものお願いですが、改造行為については基本的に自己責任でお願いします。キットについては説明書通りに作成していただくことを強くお勧めします。いつもの注意書きですが、ここでの改造例は基本的に「悪い見本」とご理解下さい。


改造イメージは下記の写真のような感じです。接眼筒押さえ(部品番号6)をぶった切ってもとの接眼筒押さえ側にレンズを持ってきます。そして継ぎ手に絞りをつけてドローチューブを入れておしまい。
IMG_3516.jpg

鏡筒をぶった切る動作は前回の記事を参考にしてください。
IMG_3509.jpg


で、やってみると、太さが案の定ぴったり。あとはフェルトを貼れば調整できそうです。
IMG_3513.jpg

絞りについてなのですが、これはスピカでもやや事情が異なるものが混在しています。スピカにはE型とF型がありまして、E型には絞りがなく、F型ではデフォルトの製作順序では絞りをレンズ側に取り付けます。私の手持ちのスピカはF型ですが、今回の改造ではレンズとドローチューブの位置を入れ替えますから、改造後はドローチューブ側に絞りが来ることになります。なので、それにあわせて絞りも作って、もとの絞りに上から貼り付けました。
IMG_3514.jpg

とはいっても鏡筒を分解することはできないので、螺旋型の耳かきに引っ掛けて取り付けました。持っていない方は針金などで同じようなものを自作してもよいと思います。
このあと、ドローチューブを少し切りました。なぜ切ったのかというと、こうしないと焦点距離よりも長くなってうまく合焦しないからです。その結果、この改造スピカ鏡筒では天頂プリズムなしでは使えない鏡筒になってしまいました。もっとも、改造前のスピカもそうですが、そもそも天頂ミラーなしでスピカを使ったことなんてタダの一度もないので、この点は特に問題にはならないと思います。

できあがり。スピカはそれなりにバランスがよい見栄えだと思うのですが、アメリカンサイズ改造後はなんともアンバランスなモノになってしまいました。
IMG_3515.jpg
スリムな鏡筒に対してアイピースと天頂プリズムが目立ってしまうのはまだとしても、三脚取り付けプレートはギリギリまでずらしたのですが、重心はこれでもやや微妙です。
私としてはこれで手持ちのビクセンNPL20を使うことができるので見やすくなったし、また鏡筒長も当初の400mmから345mmまで縮小できたこともあって、帰宅途中にチョイ見するという用途を考えればだいぶ期待のできる出来になりました。しかし、一般論的にはあまりお勧めできまないように思います。
というのは、接眼部をアメリカンサイズ化することによって確実に重くなります。まあ言ってもそんなに気になる重さではないのですが、スピカくらいだと軽いことは正義であるように思われます。スピカ自体は接眼部を切ることで若干軽くなりますが、アイピース+天頂ぴリズムで最終的に300gくらいにはなるのではないでしょうか。
それに、スピカに限って言えば、スピカ望遠鏡の主要なユーザーをなすであろう子供たちが、望遠鏡の周りをキャッキャキャッキャと走り回って三脚を倒す可能性を考えると、ツァイスサイズというのはそれなりの根拠があっての選択なのだろうと思うのです。それは購入時のコストやギリギリ土星の輪が見えるというスペック、コンデジ等で使う程度の三脚程度で使用可能など、いろんな意味で落としどころが屈折4cm、ツァイスサイズ、ボール紙製というところなのかなあと。この辺の事情は恐らく星の手帖社の望遠鏡も同じような事情があったのだろうなあと思います。それに、KT-5についてきたK20だって、確かにNPL20に比べるとレンズの直径がやや小さいのですが、別に使用不能なものというわけでは全くありません。もちろん、その辺の事情を汲んだ上で諸般の事情で改造に手をつけるのでしたら、面白い素材であろうと思います。

最後に、この改造スピカの課題について申し上げておきます。
重心のことは既に書いたとおりですが、もう一つ、天頂プリズムをドローチューブにブッ刺すとき、現状では単純にきつさに頼っているのですが、チューブの紙に癖がついてくるとそのうち簡単に脱落してくることでしょう。そうなると、下手をすると8000円がパーになるのでそれだけは避けたい。ドローチューブとプリズムをどう固定するか、まあセロテープを巻けばいいんですが、いずれにしても今後の課題にしたいと思います。
なお、



変換アダプタ買えばいいだろ!ってツッコミはナシの方向でw

(2016年3月10日追記)
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