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『砂時計の七不思議』

砂時計の七不思議―粉粒体の動力学 (中公新書)砂時計の七不思議―粉粒体の動力学 (中公新書)
(1995/10)
田口 善弘

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 冒頭のタイトルにある砂時計の物理的性質を題材に粉粒体の性質を解説していく本で、あまりに面白いので、深夜であるにもかかわらず一気に読んでしまいました。
 本書で説明されている現象一つ一つが十分に興味深くて面白く、私としてもここに上がっていたシミュレーションは今後の実験ネタに使いたいと思うのですが、本書では第六章を割いて物理学の目的や今後の展開について論じています。ここに至るまでは雑学書的に楽しむこともできるのですが、第六章では粉粒体についてより本質的な理解には今だ至っていないという(そもそも何が本質的な理解で、もっと言えば何を以て理解したとするか)、今後の科学の課題と方向性(限界?)を説明しています。
 先日読んだ池内了『疑似科学入門』でも指摘していたのですが、科学は身近にある現象については意外と説明できないということに注意しなければなりません。私が今ここでブログを書いているのは間違いなく科学の成果なのですが、砂時計の砂がどのようにして動いているのかを正確に説明するには至っていないのです(もちろん、本書では単純化したモデルを使って説明していて、分かっている範囲のことはわかりやすく説明しています)。身の回りの現象は複雑であることが多いのです。ソクラテスの明言「汝自身の無知を知れ」と行間が述べているかのごとしです。

 さて、本書の導入で紹介されていたのですが島根の仁摩サンドミュージアムに一年砂時計があるそうです。これのホッパー部分の太さは相応に太いのかというと、そういうわけでもないようで、普通の砂時計とさして変わらないようです。非常に面白い理科教材だと思います。ということで、これの現物を見ることによって本書の理解が深まるのではないかと思うのですが、私は関東在住なので少々遠いです。そこで朗報。なんと現在公開されている映画で一年砂時計を見ることができるそうです。今知りました。しかも松下奈緒が出演しているらしい。何の映画か知らないけど松下奈緒が見たいんで一年砂時計が見たいんで近日中に見に行きます。近日中のエントリにご期待。

なんか目的がすり替わってるし…。
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