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MT-70R(6)三脚をAPP-TL130三脚に変更してみた

MT-70Rは、K型経緯台にF10の7cm屈折鏡を載せた平凡な(しかし、無難で癖のない)モデルです。このK型経緯台を載せる三脚はデフォルトでついてくるものでも機能としては十分なものですが、使用するときに節々をネジ止めをしたりステイがプラスチック製ではなはだ貧弱に見えて、もう一つなんとかならないかと思っていました。
そこでなんとなく思ったことがあります。

この経緯台と三脚を固定する三つのねじ穴、なんとなく思わせぶりじゃね?

前回の記事では思わせぶりかなあと思っただけなのですが、ビクセンのカタログを見ているとポルタ2アダプターなるツールが売られています。

これ、ネジ穴の位置がうまくかみ合うんじゃね?
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そう思って物はためしと思ってポルタ2アダプターを買ってみたら…

合った!
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六角穴付ボルトを使ってポルタ2アダプタをK型経緯台に固定します。
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これで、少なくともビクセン製の三脚については互換できるようになりました。
というわけで、ビクセンの三脚を購入して足回りをグレードアップすることにしたのですが、ビクセンさんの三脚については、興味あるものが一つあります。
新型のAPZ経緯台、AP赤道儀で使用されているAPP-TL130三脚です。これが甚だ使い勝手がよさそうです。しかも値段も非常に手ごろです。もともとはカメラ三脚で手ごろなスペックのものが見つからなかったのがMT-70Rを購入まで至ったきっかけを作ったわけですし、しかもこれ、APZ経緯台だけでなくAP赤道儀でも使用するものですから、長い間使うことができそうです。さらにポルタ2アダプタがK型経緯台のネジ穴にうまくかみ合うことがわかった以上、着脱も容易になるはずですから使わない手はありません。
というわけでこれを早速例によってスターベースさんで注文してきました。

引き取って早速使うため、現地で開梱の儀を行います。
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現物を見ると、使いやすくする工夫が随所に見られます。

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ロックは普通のアルミ三脚と同じような使い勝手です。

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ステイは丈夫な金属製になっただけでなく、ステイの中心の棒を回転させることで丈夫のネジが回転してポルタ2アダプタを固定することができるのです。

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石突きは鋭いのとやわらかいのを選ぶことができます。柔らかい部分を引っ込めることで鋭いのが出てきます。


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使い勝手はカメラ用のアルミ三脚という感じですが、天体望遠鏡用の三脚として必要な丈夫さや工夫は十分に持っている感じです。さすがに赤道儀に使うだけのことはありますね。

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鏡筒とK型経緯台はミザール製で、三脚とファインダーはビクセン製です。MT-70Rがだいぶ現代的でスタイリッシュになりました^^
また、丈夫でかっちりした架台として有名なK型経緯台ともともとは赤道儀用として設計されたAPP-TL130三脚によって、足回りがだいぶ頼もしくなったように思います。

実際に使うときは、これにスマホホルダーを載せるのですが、アストロストリートで三又のファインダー脚を売っているのでこれを購入しました。ジズコさん扱いで二又のファインダー脚も扱ってはいるのですが、アストロストリートさんの三又のファインダー脚の方がアマゾンで出品しているので納品が早いですw

これで星を見てみました。ちょっと風が吹いていたのですが、特に観望には差し支えない様子です。

NPL10接眼レンズで木星を見たら、

おお!縞が二本見える!

架台と三脚のパワーで鏡筒が大変に安定していて、見ていて非常に気持ちいいですね。
これは楽しいです^^そしてプレセペ星団もなんとなく見えてくるかこないかという感じです。夜遅くなると土星や火星も出てくる感じで、これは夏が楽しみですね^^

ちょっと写真を撮ってみました。
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お恥ずかしくてとてもお見せできるようなものではないのですが、ともかくも木星です。
すみません、間違えました。これは以前に撮った木星の写真です。

これは楽しいですな^^買ってよかった^^

総括します。
では、このMT-70R+K型経緯台+APP-TL130三脚の組み合わせはお勧めできるのでしょうか。
私自身はこの換装に満足しているのですが、一般論から申し上げますとあまりお勧めはできないように思われます。
私自身は将来的に今の鏡筒から乗り換えるつもりでこの三脚を購入したので、K型経緯台で失敗しても最悪は買い替えのときに役に立てばいいと思っていたので、購入にはそれほど躊躇はなかったのですが、使うだけならデフォルトの三脚でも十分に機能します。それにAPP-TL130三脚は3kgありますので、APP-TL130三脚を使ってしまうと、7cm級の屈折鏡としては比較的軽いというMT-70Rが持っている強みを損なう恐れがあります。
MT-70Rは概ね4kg程度ですが、たとえば、同じ7cm屈折鏡で比較するとビクセンのミニポルタA70Lfは公称で5.3kg、アイベル専売品でこれも初心者向けに人気あると思われるモデルのSWT-70XSは公称で約5kgとなっており、この点でMT-70Rは有利でした。しかし、MT-70RにAPP-TL130三脚を使ってしまった場合、鏡筒が1.5kgくらい、架台が1.1kgくらい、三脚が1.4kgくらいですのでデフォルトの三脚を抜いてAPP=TL130三脚の重量を加て5.5kgくらいになります。この上で私はファインダー支持脚とファインダーをビクセン製の6×30に換装してポルタ2アダプターもつけましたから、実質的には6kg近いモデルになります。まあそれでも比較した二つのモデルよりも若干重くなるだけなので突出した欠点にはならないとは思いますが、他の二つに比べて有利であった点が大きく削がれることは間違いありません。もちろん、足回りの丈夫さが他の二つのモデルに比べて突出してくることでしょうから悪いものではないと思いますが、やはりそれなりに高いものですし、単純にお勧めはできません。

ただし、私の場合は現にグワッシャァァァァァァン事件をやった身としては、丈夫な足回りはこれで歓迎はします。逆に言うと、並みの7cm屈折モデルが軒並み5kg以上あるんならこれだって増えたってどうってことねえwwwと思えるのであれば、それはそれでアリかもしれません。まあ、自己責任で。

MT-70R(5)経緯台の取り外しとかファインダーとか

私の購入したミザール「MT-70R」天体望遠鏡は、購入間もないうちにグワッシャァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!事件をやってしまい、失意のうちにありましたが、幸いにして光学系は無事なようで、自力での修理と経緯台クランプ改造、アリミゾ台座取り付けと装いを新たにしてよみがえってきました。そして以前から考えていた経緯台と三脚ヘッドの着脱、そしてファインダー支持脚について検討することにしました。

まずは経緯台と三脚ヘッドの着脱から。

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現状では三脚と架台は固定されており、持ち運びをするときには三脚ケースに入れて架台を下向きにしてキャリーカートに載せ、負担を軽減するようにしています。しかし、キャリーカーとの一番下はコンテナを土台にしていますので、できれば経緯台をコンテナの中に入れればさらに負担は軽減します。
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K型経緯台と三脚ヘッドはM5×15六角穴付きボルト三本で固定されています。配置や三脚ヘッドの形状などが非常に思わせぶりなのですが、市販の三脚にはこれというものがなかなか見つかりません。もしかするとただ思わせぶりなだけなのかもしれないので、差し当たり現状で何とかすることを考えます。
この中で変更可能なものは、差し当たりボルトです。そこで、写真のような留め具を作りました。
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留め具はM5×25蝶ボルトに10mmの高ナットを締め付けたものです。三脚ヘッドの裏側には独特の隆起(三脚ヘッドを上から見た場合はくぼみになります)があるので、この隆起と蝶ボルトのツマミが干渉しあわないで締め付けるためにはこのような形が必要です。そして、高ナットは少しやすってこれも動きが滑らかになるようにしました。こうすることで六角レンチに頼ることなく架台と三脚の着脱ができます。
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六角レンチを使って固定するということは、設計者の判断としてはあまり頻繁なねじ止め、着脱は望んでいないのではないかとも思われます。まあでもしゃーないですwww
これで都合が悪くなったらまた考えましょう。

続いて、ファインダーです。ビクセンのウェブショップから6×30のファインダー支持脚を購入しました。
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ボーグさんの台座もそうなのですが、金属製のなかなかしっかりした感じの作りでで、移動時には負荷になる可能性はありますが、それ以上にどちらもしっかりしたものを提供しようという方針に、とても好感が持てます。次は(というか、決定版は)やはりビクセンから選ぶのが間違いないかなと思っています。(個人的には同じくウェブショップ扱いのポルタ2R114Mあたりが光学系も手持ちとかち合わず、また観察対象もつぶしのきく鏡筒で、光学系も衝撃・振動に(反射鏡としては)強そうで、しかも長焦点のニュートンで信頼できる国産メーカーの製品って、これくらいしかないし、いろんな意味で実によさげではないかなと思っています。)


これを手持ちのMT-70Rファインダーに取り付けます。が…
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穴の中にファインダーが通らねえじゃねえかよおおおおおおおおおwwwwwwww

もうめんどくさいんで、対物レンズ側にあったリング部品が何の役についているのかわからなかったので取っ払って、つっかかっているところでそのままゴムリングを押し込んで固定、上から対物レンズで栓しちゃいますwwwこれで差し当たり脱落することはありませんし、ファインダーまで購入することもありません。

ここで、ビクセンのファインダー支持脚を購入して驚いたことが一つあります。
ねじが二重になっていて、一度調整したファインダーが簡単には狂わないようになっているのです。
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なんというか、かゆいところに手が届く作りです、ほんとに。
そういえば、ビクセンの主宰するサークル「トナかい」のビラが封入されていました。
拝見すると、実に興味深そうな企画を行っていらっしゃるようです。
自分もそうなのですが、折角天体望遠鏡や双眼鏡を購入しても、外へ出て使わなければ意味がありません。そういう意味ではユーザーの皆さんに対していい機会を提供しているのではないでしょうか。しかも太っ腹と言いますか、なんといいますか、必ずしもビクセン製品のユーザーであることが会員たる条件ではないようで、なんというか、こういう風な自社のファンを積極的に増やす活動といい、ビクセンさんはお客さんの顔がよく見えている会社なのではないかと思います。それは今回購入したようなファインダー支持脚の出来にもよく見えているように思われます。

閑話休題。
ともかくも、主鏡にファインダーを取り付けてみました。
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主鏡がミザール、アリミゾ台座がボーグ、支持脚がビクセン、そしてファインダーが再びミザールという、なんとも珍妙な取り合わせになりました。
MT-70Rにデフォルトで付属していた六点支持のファインダーは調整の時に使いやすくて好きだったのですが、ビクセンのこの三点支持も、これはこれで使いやすそうです。
実際、使いやすかったです。というのも、私の頭は以前測ってもらったことがあるのですが、どうもツルゲーネフと同じくらい脳容積があるらしく(の割にはあんまり働いている形跡がないんだよなあwww)、頭が大きいんでミザールのデフォルトのファインダーだと脚が短くて、この点で甚だ使いにくいのです。そういう意味では交換して支持脚は長くなったので、正解でした。全体としてみても、ファインダーはかなり強引に取り付けましたが、まあでも逆に言うと、簡単に脱落することもないでしょうし、結果オーライでいいのかもしれない。
それではスマホホルダーはどうするのか?
これについては、ジズコさん扱いで、「#10145 - デュアルファインダーベース ブラケット」という、二股のファインダー支持脚があります。近日中にこれを注文することにします。こうすることでスマホによる導入支援と、光学ファインダーによる実際の天体の眼視で、だいぶ天体の導入がしやすくなるはずです。どんどん使い勝手を向上させていきましょう^^


そういえば、ジズコさんって米国オライオン社のエントリーモデル「スターブラスト」に10cmクラスの短焦点ニュートンがあるんだけど、赤道儀仕様だし異常に安いんで甚だ気になるんだよなあ。いちおう、さっきは「次はビクセンで…」と書いたんだけど、この通りならビックリ価格じゃないかと。というか、これだけのものがいくら完全手動とはいえ4万で収まっているのに情報も大して出てこないし、安すぎて逆に怖いんだよなあw

MT-70R(4)折角なので改修をしてみた

前回(3)で書いたのですが、私の買った天体望遠鏡MT-70Rが使って三回目にしていきなり風に煽られて転倒という惨禍に見舞われました。しかし、ここは落胆は落胆として、もう遠慮はありません。ここは運用面だけでなく、今まで持っていた改造のアイデアを試すための叩き台にもなりました。前回の記事と併せて修理と改造を併せた「改修」という表題にしてみたいと思いますが、前回は「改修」の「修」が中心だったのに対し、今回は「改修」の「改」である改造について書いてみました。
今回、MT-70Rについて施した改造は二箇所、架台のクランプと、ファインダーを設置するオスネジのアリミゾ化です。

まず、架台のクランプ改造は、ネット上でも頻出する簡単なテクニックです。
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私の場合はデフォルトのクランクバーをはずして、M6×50の蝶ボルトをつけました。
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ただ、この蝶ボルトはやたら精度がいいのか丈夫なのか、いずれにしてもナット逆転締めがうまくいかず、結局ナット四連でつなげることに…。
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この改造によって確かにクランプバーが本体に干渉することはなくなってよかったのですが、その代わり、蝶ボルトの締め上げがやや力が要ります。もちろん使えないことは全くなくて、私としては成功ですが、この改造は多くの方が行っているように、ツマミを使ったほうがいいのかもしれません。

続いて、ファインダー支持足のオスネジです。
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これは構想としては購入当初から持っていたのですが、なかなか思い切りがつきませんでした。しかし先日、観望会へ持参した折に詳しい方にアドバイスを頂いたのと、今回のグワッシャアアアン事件で吹っ切れたので、思い切って行うことにしました。

作業自体はそれほど難しくありません。まずは冷静に接眼部のねじをはずしていきましょう。
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鏡筒の内側は、きちんと迷光処理されているようです。

そして、例によってスターベースさんのお世話になりました。
ボーグのアリミゾ式ファインダー台座n(7755)は発売元では廃盤品扱いになっているのですが、スターベースさんではデッドストックが残っていたので、これを買いました。ちょうど白同士だったのでいい感じです。
まあ今にして思うと現行品(0610)のほうが軽いし、黒のワンポイントもいいかなとも思わないでもないですが、まあまあそれはそれとしてw

で、このようにくっつけると見事にぴったり!
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但し、実際にねじ止めするときには、アリミゾ台座のねじ穴を少しやすりで削りました。

後はねじ止めするだけで終わりです。ねじは付属品を利用してナットとワッシャはもともとオスネジの固定に利用していたものを流用。
っていうか、ミザールさんの仕事が達者すぎて鏡筒の中がぜんぜん見えんわwwwwwwwwwwwwこれには苦労しました…(褒めてる

しばらく格闘の後、できあがり。
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アリミゾがついたことで、ファインダー利用の可能性が広がりました。
私は更に御徒町のシュミットさんでNorthernCrossスマートフォン用フォルダーアリガタ仕様(NC0163)を購入したので、これを利用してスマホ導入支援天体望遠鏡にする計画です。
それ以外にもアリミゾを設置することによって多くの便利なファインダーを利用できますので、一気に使い勝手が広がります。
私自身はMT-70Rは好きな鏡筒なのですが、ファインダーの固定にオスネジを使っていたあたり、やや時代遅れな感じもありました。しかし、アリミゾ設置によって一気に現代的なだけでなく、使い勝手のよい鏡筒になったように思われます(感じがするだけですがw)。

改造は自己責任で。というか、買って一ヶ月なのにここまでやっちゃったからもう保証なんて関係ねぇ!wwwwwwww




で、ここまで、鏡筒に関してはこれで一通り課題は達成しました。(フード部分の再塗装という課題ができたのですが、これはまた後日考え直しましょう)
さて、K型経緯台なのですが、これは私もMT-70Rを買ってみてはじめて知ったのですが、三脚ヘッドと経緯台が事実上一緒になっている。
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いや正確には六角穴付ボルトを使用して三箇所で固定しているのですが(上写真)、やはり三脚と経緯台が一緒だと、持ち運びのときになかなか勝手が悪いです。移動時は六角レンチでボルトをはずせばいいといえばそれまでなのですが、昼間はそれでいいとして、夜間に六角レンチで解体作業…というのは、あまり考えたくありません。撤収時はたいていいろんなものを広げてわけわかんなくなりますから、なるべく部品も工具も工程数も少なく収まるほうがいいのです。
しかし、だからといって、K型経緯台と三脚ヘッドを固定したままにして三脚の脚をはずしてしまうと、今度は開き止めがプラスチックなので大変に心もとないです。だからといって三脚開き止めをいちいちはずすと、それもそれで工程が増えますから、厄介の元になります。
K型経緯台と三脚ヘッドの間を何とかうまくワンタッチもしくはそれに近い方法で着脱できるようにしたいのですが、これはうまい方法がなかなかなさそうです。
場合によっては鏡筒はMT-70Rで架台がポルタ2経緯台とかってのもバカっぽくてよさげですが、それだとMT-70R+K型経緯台の軽快さというメリットが損なわれます。しかも、繰り返しますが、私の中ではMT-70Rはより本格的なエントリーモデルを購入するための叩き台と位置づけています。なので、上のモデルを購入するときは恐らくは(というか、ほぼ確実に)ポルタ2経緯台シリーズの中から選ぶはずです。従いまして、ポルタ2経緯台を単品買いするメリットは全くありません。
ま、差し当たりはこのままで行くしかないのかねえ…。

あと、これも改修の過程で知ったのですが、K型経緯台のアリミゾを固定しているネジって、てっきりネジロックかなんかでがっちり固めているのかと思ったら、そうでもないらしい。
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ここに関してはあんまりいじる予定はないのですが、知っておくと何か楽しそうです。

MT-70R(3)買って早々に横転させちゃったwwwwwwwww

3月の半ば前くらいに購入したミザールテック社製「MT-70R」ですが、私予定と天気がなかなかかち合わず、使える日が一度としてありませんでした。そして先々週末、世間は花見のときにかろうじて雲の合間から木星を見ることができ、先週末に観望会にデビューしました。

そして日曜日は雨が降ったのですけど午後から晴れがきたーーーーーーーーーーー!

少々風が強いのですが、気分はウッキウキで公園まで望遠鏡を持っていき、早速観望の準備…

しかし、

突風でグワッシャァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!

ぐおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!

使い始めて三回目でいきなりこれかよwwwwwwwwww

いくら叩き台とは言ってもこれはないですわwwwwwww

と、大きくへこんだのですが、もはや起こってしまったことは仕方ありません。
逆に言うと天体望遠鏡を使うに当たって、こういうことが起こりうるということなのですから、これがわかっただけでも儲けもんといえば、儲けもんです。
繰り返しますが、MT-70Rはあくまで叩き台ですので(もちろんこれが後々まで使えるのであれば使いますが)、ここでいろんなトラブルが起こってもらうのはむしろ歓迎すべきことです。今後、それなりの値段と品質のものを手にしたときにこのようなトラブルを「予期できなかった」などとは簡単には言いたくないものです

まあ、そう思うしかないし、そもそもそういうことが起こるというのを知るためのものだったわけで、へこんでばかりいても仕方ありません。
差し当たり破損状況をチェックの後、強引に月を見てみたら光学系に異常はなさそうだったので、当日はそのまま月と木星の観望を強行して終了。
アイピースはビクセンNPL20とNPL10を使いました。NPL20では結構な強風だったにもかかわらず、特に振動もなく快適に観望できました。NPL10を使ったときには転倒時に架台をやられたためか振動が厳しかったのですが、風の合間に木星の縞二本を楽に観望できました。
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これはNPL20でコリメート撮影したものです。デジカメアダプタを使っているので手ブレに関してはだいぶよくなりましたが、強風による手ブレは避けられませんでした。また、この後にも書くのですが、転倒による架台のがたつきもあったようで、それも影響しているかもしれません。
話が遡りますが、転倒した前の日に撮影した木星です。衛星が二個写りこんでいます。
mokusei.png


というわけで、転倒にへこみながらと、観望を満喫しながらと半々で帰宅。自宅で破損状況を冷静にチェックします。

1.フード部分の塗装剥げ
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2. 接眼筒の焦点合わせツマミの曲がり
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3.ファインダーの汚れ
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については既に現地で把握していたのですが、これに加えて自宅で判明したのだが
4.架台のガタつき
5.接眼筒の焦点合わせ機構のガタつき
です。

上記について一つ一つ検討した結果、自力で何とかできるものもありそうです。なので、本来は販売店送りにすべきなのだと思うのですが、ここでは今まで暖めていた改造アイデアを試すということも兼ねて「改修」ということにしました。まあこういうのも勉強のうちだろうと。
で、この記事では「改修」のうち、修理を中心に述べて、改造が中心になる話題については次回に送ります。
というわけで、
2.ツマミの曲がりは案の定、ツマミを止めているネジがひん曲がっていました。
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止めているネジは写真なのですが、M4×15の丸皿小ねじでした。これについては仕事帰りに秋葉原なりホームセンターなりで買ってくればいいので、見通しは立ちそうです。
4.架台のガタつきは架台の底にある軸と思われるネジをためしにスパナで増し締めしたら一発で治りました。
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5.は、焦点合わせ機構を一度分解したのだが、特におかしいところは見当たらなかったので、もう一度蓋を閉めたら、理由のほどはわからないのですが、ともかくもガタツキはなくなりました。まあ全くないわけでもないのですが、特に気にするレベルのものではありません。また焦点合わせのツマミが少し軽くなったようで、これに限っては怪我の功名もあります。
3.ファインダーの汚れだが、これはまあ、諦めるしかないのですが、ファインダーの設置部分については改造を考えていたので、今回の転倒はちょうどいい背中押しになりました。したがって改修ということにします。ここについては別途記事を書きます。いずれにしても「大したことない」と思えれば大したことはありません。
1.のフード部分の塗装剥げは、これだけは残念ながら諦めるしかないでしょう。まあフードの機能を考えると、塗装よりも内側のつや消しのほうが本来の機能に近いわけで、ちょっとやそっとの外側の塗装剥げくらいは、「大したことない」と思えれば実際そう大したことではないし、他の天文家の方のブログを拝見していると、自力で塗装をされる方もいるので、ここは将来の宿題となりそうです。ただ、そうはいってもやはり新品を購入したので、見た目的にダメージが大きいですねwww

さて、肝心の光学系のほうはどうだったのでしょう。
当方が一番心配していたのは光学系なのですが、それがどういうわけか当日異常を認められず、先ほども書いたのですが、結局普通に観望して帰りました。

念のため、帰宅後に光軸をチェックしてみます。
コリメーションアイピースを買ってくるのが一番手っ取り早いのだが、『初歩の天体観測』に出ていた方法を試してみます。
上掲書に出ていた方法は太陽遮光板を使う方法だったのだが、これなら私もありあわせのものでマネできそうです。
私の場合は物差しとその辺の紙の切れっ端を使ったのですが、意外と簡単にチェックできて、その結果どうも大丈夫らしいことが判明。
自分の代用品ばかりのいい加減な方法で大丈夫なんかとも思わないでもないんですが、現実に倒した後でもちゃんと星は見えていたんだから、一応は信頼していいかと。
当たり所がたまたまよかっただけのか、それとも屈折鏡ってたかが転倒程度ではびくともしないくらい頑丈なのか、70mmくらいの口径とかだと割と光軸に鈍感なのか、ミザールさんの製品がよほど頑丈なのか、それともMT-70Rの鏡筒は光軸調整の必要がないくらいにカッチリした出来なのか、いずれにあるのかよくはわからないのですが、事実から言えばこの日使った限りでは問題はなかったし、たぶん光軸チェックの結果は正しいのでしょう。ともかくも意外なほどに丈夫なもんだと思ったものです。塗装剥げだけは返す返すも残念ですが、まあこれは「どうってことない」とさえ思えればどうってことありません。とりあえずはこれでいいことにします。

もっとも光軸がズレを起こしたところで調整ネジなんかないし、その場合はメーカー送りにするしかないのですし、別にメーカー保証期間内だから販売店送りにすればいいのですが、めんどくさいし自己修理をしちゃった時点で保証の対象外なんで、もうあとは楽しく弄繰り回しますwww

KT-5を何とかして使いたい

私はコルキットKT-5について、以前の記事で三脚が華奢で使いこなすのは難しいとしたのですが、本当に使いようがないのでしょうか。うまくいけばゲテモノ改造スピカに代わって帰宅途中のチョイ見用にするのに加えて、週末にガッツリ見る用、遠征用などの多用途に使えそうです。
MT-70Rを購入する少し前に遡る記事なのですが、書いてみます。

色々検討した結果
1.割とよく知られているテクで、三脚にカウンターウエイトを吊るすというテクがあるので、これを試しました。
2.そしてエレベーター機能を殺して重心を下ろしてみました。
この二つを実施したところ、厳密に検証したわけではないのですが、振動が早く収まるように思われます。そうすると今度は微動雲台が重石になるかもしれませんので、これをむしろつけてみたらどうだろうと考えました。やはり振動を吸収してくれるように思われます。いずれも無風状態で検証したのでもっと検証してみないと確定的なことはいえないのですが、むしろKT-5と三脚を役立たずたらしめていたのは三脚のエレベーター機能ではないだろうかと思われます。最近は天気が悪いのでなかなか実戦投入ができないのですが、いずれ実戦で検証します。
現状では地上観望ですが、近場の鉄塔を見てみましたのでご覧ください。改造KT-5、カメラはiPhone、アイピースはビクセンのNPL20です。
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続いて、コルキット付属のK12で撮影してみました。
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いずれも手がプルプル震えるおっさん病に悩まされながらの撮影で、奇跡の一枚に近いものを出していますが、風が吹かなければ、まあやれるかなと。そこで次は月を撮影してみました。
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当時はユニバーサルアタッチメントを入手していなかったこともあるのですが、やはり振動が止まらず、これ以上のクオリティのものが難しいかなと。

鉄塔の写真を見る限り、振動がなければ改造KT-5はだいぶ使えるように思います。しかし、そもそも三脚が高額になるからそれならいっそメーカー品の望遠鏡買ったほうがいいという話になってしまったのだし、またそうこうしているうちにMT-70Rを入手してしまったし、正直今からKT-5に乗り換える理由はありません。
もちろん、下の写真を見る限り、きちんとした固定ができればKT-5は相当面白い素材のはずです。しかし、適当なカメラ三脚でも相当に善戦するスピカに対してKT-5は三脚をそれなりに選ぶ鏡筒です。既にそれなりにしっかりした三脚をお持ちでいらっしゃるか、コルキット用三脚をいっしょに購入なさるのでない限りは、KT-5は口径がスピカよりも大きいからといって簡単にはお勧めできないように思います。いろんな意味で全体のバランスや使い勝手も性能のうちなんだなと。
というか、資金に余力があるなら鏡筒よりも架台や三脚の足回りにまずはお金をかけた方がいいという、ごく当たり前の結果になりました。
正直に申し上げて、現状ではちょっと見用のスピカと週末辺りにガッツリ見る用のMT-70Rの二つが主力にしたいと思っているので、残念ながらKT-5の出番はあまりないのかなと。決して悪い素材ではないと思うのですが…。

いずれにしろ、当面の間はMT-70Rとスピカの二枚看板でやっていく感じになるかと思います。

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